Sato Method
さとう式リンパケアとは
さとう式リンパケアとは、歯科医である佐藤青児先生が顎関節の患者さん達の治療から考案されて生まれたリンパケア理論です。
そもそもリンパとは体の中を循環する血液以外の「体液」のこと。
さとう式ではリンパ管を流れるリンパ液ではなく、細胞を浸している体液(リンパ間質液)に着目。本来リンパ間質液は筋肉のポンプ作用で自然に流れるもの。しかし、ストレスで筋肉が固くなり、リンパの循環が滞ると不調や老化が起きる。リンパ間質液を自然に流れる環境にするケアを行うことができるのがさとう式リンパケアです。
筋肉と皮膚の間に流れているこのリンパ間質液の循環を良くすることで様々な症状の改善に役立っています。
この発見は凄い事実で、健康・美容・医療・スポーツ・介護業界と幅広く即効性がある新しいケア法として注目されており、実際に様々な社会課題に貢献しています。
さとう式 3つの基本
【 ポイント① 】
身体は腔で構成されている
身体は「腔」でできている。腔とは空洞のことで口腔・胸腔・腹腔という3つの大きな「腔」があります。その腔が筒状になって構成されてでできています。そのため、これらの腔がつぶれてねじれてしまうと、さまざまな身体のトラブルを引き起こしてしまうのです。ペットボトルをイメージしてください。空洞を丸く広げれば、循環が良好となり内蔵は活発になります。そして、見た目も広く、美しく見えます。酸素や栄養を得た身体は、健康で美顔や美ボディにもなれるのです。
【 ポイント② 】
支持筋は屈筋
筋肉は「屈筋」と「伸筋」の2種類に分別されます。身体は屈筋が拡張し押し支える力で立っており、伸筋は屈筋が拡張できるようにサポートしています。筋肉自体は伸びる力を持たないため、硬く縮んだ筋肉は不均衡に拮抗する中でねじれが生じて、姿勢を崩す原因になるのです。
【 ポイント③】
筋肉をゆるめる
筋肉が縮まった状態で動かなくなると、筋肉内の体液(リンパ間質液)は流れが悪くなり、老廃物が溜まってしまいます。老廃物をため込んだ筋肉がパンパンに張り、筋肉を包んでいる筋膜が引っ張られ、刺激されて痛みとなっていきます。
「押さない!揉まない!引っ張らない!」を基本に筋肉をゆるめることで、体液の流れが良好となり症状の改善につながるのです。